今日、世の中は、情報化革命と言われて、各種電子器機を利用した無数の情報が日々生活の中に飛び交うようになりました。その凄まじさは、まさしく革命の名にふさわしく、居ながらにして、世の中のあらゆる状況が手に取るように解るようになりました。その反面、便利になればなるほど、その負の部分も大きくなり、情報器機を利用した各種犯罪が横行するようになりました。近未来の映画では、コンピューターによって社会全体が管理され、それに外れた生活が出来ないように描かれていますが、それらが段々現実味を帯びて、それらを想像すると、精神的に窮屈で息苦しく怖いような気持ちにもなります。
　今日の世相は、あまりにもショッキングで不可解で精神的に壊れたような犯罪が日常的に多発していますが、それらも現代の複雑化した状況と無縁でないようにも思えます。仏法で言うところの濁悪末法の時代そのもので、このような病を負った世の中を是正し、心身ともに安らかに生きがいを持って生きていく方法を抜本的に考えていきたいと思い、情報化革命の恩恵をいただきながら、ホームページを開設しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　さて、表題に「法華経」と「前世療法」と阿頼耶識（アラヤシキ）」とありますが、このどれもが末法の世に光明を与えるキーワードとなるはずで、今や、それら東洋の一大思想と、西洋の臨床精神療法とが融合する時が来たように思えます。一方は、永遠普遍の真理の法、もう一方は、臨床医学を通して、その真理を証明するかのような出来事が時を超え、所を超えて実践されつつあります。真理というものは、どこまでも真理であり、それは科学的、実証的にも相反するものでなく、それ故、普遍的とも言えます。今、ここに列記して、その融合性、適合性を検証したいと思います。
　また、それを通して現代の悩める人々の癒しと救いになれば幸いに思います。

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